空海

東京国立博物館で「立体曼荼羅」鑑賞

10連休、令和フィーバーも終了し、だいぶ疲れ気味の日本列島ですが、わたしは、いつも通りの生活でした。 ただ終盤に、東京国立博物館で開催中の東寺「立体曼荼羅」を見てきました。 予想通り、チケットを買うときから並んでいて、結局会場の平成館に入るま…

空海への疑問 続き2

帰国した空海に待ち受けていたものは何か、また最澄との葛藤、高野山の選定をどう成しえたかなどの、3回目の空海への疑問で、今回で完結です。 (3)空海と最澄の日本に帰国後 空海は、太宰府で、朝廷の沙汰を待っているあいだ、『請来目録』を書きあげた。…

空海への疑問 (続き)

前回の続きです。無名の空海が遣唐使にどのようにして入唐できたかなどの話です。 (2)空海、海を渡り、阿闍梨(あじゃり)となる。 空海は、官許がおりず、今回の24,5年ぶりの遣唐使船に乗ることは出来なかったのだが...。 今回の第16次遣唐使は、500…

弘法大師空海への疑問

仏教美術史を学んでいると、日本の仏教に貢献したキーマンが何人か存在する。 例えば、聖徳太子や空海、そして鑑真などであるが、空海についてはよくテレビ番組にも取り上げられ、いろいろと疑問が湧き,興味を覚える。 生い立ちのこと、遣唐使になぜ選ばれ…