春日大社

近鉄奈良駅からシカを見ながら、国立博物館興福寺などを通り過ぎて、春日大社の一之鳥居へ向かいます。

ここから春日大社への参道へと続きます。本殿の南門まで見所が多数あります。

 

万葉集に登場する多数の植物がある萬葉植物園が直ぐにあり、二千基程の日本一の数を誇る石灯篭が延々と奉納されて、続きます。

 

今回の大型台風で、灯篭に火をともす「中元万灯篭(ちゅうげんまんとうろう)は、一部しか実施されなかったようですが、わたしが行ったときは、準備をしていましたので、関係者など無念であろうと想像されます。

f:id:kumacare:20190819071409j:plain

萬葉植物園入口



f:id:kumacare:20190819071503j:plain

苔むした石灯篭多数



f:id:kumacare:20190819071553j:plain

シカがひょっこり現れる。

f:id:kumacare:20190819071627j:plain

シカには癒されます。



そして二之鳥居に着き、祓戸(はらえど)神社のそばに伏鹿手水所(ふせしかのてみずしょ)があります。

鹿が筒をくわえ、そこから水が流れています。御本殿に参拝する前に左手、右手、口を清めます。

f:id:kumacare:20190819071851j:plain

二之鳥居 一之鳥居から1.2km東。

  

f:id:kumacare:20190819072218j:plain

伏鹿手水所 金属製のシカ

 

そして本殿の前に南門に着き、大宮(国宝御本殿)へと入ります。

f:id:kumacare:20190819072458j:plain

朱塗りの南門(春日大社の正門) 本殿を囲むように回廊がついています。

 

参道から南門に入る前にも二十以上の神社があるのですが、

大宮の中にも十六の神社があります。神様は本当に多いのです。神社では二拝二拍子一拝です。

中にも見所は各所にあります。

 

写真 

f:id:kumacare:20190819072631j:plain

樹齢八百年以上と云われる社頭の大杉。高尾山のタコ杉の親方みたい。

f:id:kumacare:20190819072726j:plain

後から見ても凄い大杉。

f:id:kumacare:20190819072819j:plain

回廊の釣灯篭

f:id:kumacare:20190819072855j:plain

多数あちこちにある釣灯篭

f:id:kumacare:20190819073015j:plain

暗闇の灯篭を手探りで歩く。

 

そして「中門・御廊(ちゅうもん・おろう)」は、本殿の前に建ちます。本殿は、参拝者が近づくことも出来ず、撮影も厳禁です。

 

f:id:kumacare:20190819073135j:plain

中門・御廊(ちゅうもん・おろう)

 

春日大社は、藤原氏氏神・氏寺の関係から興福寺との関係が深いのです。神仏習合が進むにつれ、春日大社興福寺は一体のものとなっていき、藤原氏の隆盛とともに当社も隆盛したことは、以前のブログで書いております。

 まだまだ、見たいところは多数あるのですが、猛暑の中、程ほどにして、次の機会にまた来たいと考えております。

 

帰りは、春日荷茶屋で、冷たいお粥のセットで一息つきました。

f:id:kumacare:20190819073244j:plain

       春日荷茶屋

 

f:id:kumacare:20190819073359j:plain

緑色の冷たいお粥(抹茶入りで緑色)

それにしても暑い、奈良の散策でした。