近鉄奈良駅からシカを見ながら、国立博物館、興福寺などを通り過ぎて、春日大社の一之鳥居へ向かいます。
ここから春日大社への参道へと続きます。本殿の南門まで見所が多数あります。
万葉集に登場する多数の植物がある萬葉植物園が直ぐにあり、二千基程の日本一の数を誇る石灯篭が延々と奉納されて、続きます。
今回の大型台風で、灯篭に火をともす「中元万灯篭(ちゅうげんまんとうろう)は、一部しか実施されなかったようですが、わたしが行ったときは、準備をしていましたので、関係者など無念であろうと想像されます。
そして二之鳥居に着き、祓戸(はらえど)神社のそばに伏鹿手水所(ふせしかのてみずしょ)があります。
鹿が筒をくわえ、そこから水が流れています。御本殿に参拝する前に左手、右手、口を清めます。
そして本殿の前に南門に着き、大宮(国宝御本殿)へと入ります。
参道から南門に入る前にも二十以上の神社があるのですが、
大宮の中にも十六の神社があります。神様は本当に多いのです。神社では二拝二拍子一拝です。
中にも見所は各所にあります。
写真
そして「中門・御廊(ちゅうもん・おろう)」は、本殿の前に建ちます。本殿は、参拝者が近づくことも出来ず、撮影も厳禁です。
春日大社は、藤原氏の氏神・氏寺の関係から興福寺との関係が深いのです。神仏習合が進むにつれ、春日大社と興福寺は一体のものとなっていき、藤原氏の隆盛とともに当社も隆盛したことは、以前のブログで書いております。
まだまだ、見たいところは多数あるのですが、猛暑の中、程ほどにして、次の機会にまた来たいと考えております。
帰りは、春日荷茶屋で、冷たいお粥のセットで一息つきました。
春日荷茶屋
それにしても暑い、奈良の散策でした。