夏に活発に動いていた生き物たちは、寒い冬はどうしているのでしょう。
庭においてあるメダカの水槽は、どうなっているかというと、暖かく日の光が差す日は、冬も元気に泳いでいます。
普段は半冬眠状態で、暖かくなると目を覚まし泳ぐようです。餌は、やっておりませんが大丈夫でしょうか。
黒メダカ
爬虫類のニホントカゲや家を守ってくれるヤモリは、どうしているのでしょう。きっと完全に冬眠していると思いますが、春に無事に目を覚まし、また元気な姿をみたいと思います。
そして庭の千両、万両、南天に赤い実は、全て野鳥に食べられています。野鳥も今時分は、餌を探すのに大変でしょう。
近頃というか、今までずっと運動といえば柴犬チロリの散歩くらいしか行っていません。
しかもチロリは大の臆病犬で、家の周りを少し歩き、もう帰ろうとすぐ帰りたがるので大した運動量ではありません。
そこでチロリをおいて、少しまともに歩こうと思いました。幸いわたしの家の周りは、多摩丘陵を切り開いた街なので、緑がいっぱいで散歩コースには事欠きません。
何気なく足元を見ると、見たことのある草が生えています。そうです、よもぎです、小さいのがいっぱいです。
そして名前は分かりませんが、枯葉を押しのけるように芽吹いている草もあります。
「雑草という草はない。それぞれに名前がある」 と云った、「日本の植物学の父」といわれた植物学者、牧野富太郎氏の言葉を思い出しますが、名前は分かりません。
また黒い実や赤い実を付けて、鳥に食べられて子孫を残そうとする植物もあります。
日当たりの良いところには、夏のように青々とした草もあり、一輪ですが花さえ咲いておりました。
散歩コースに小さい池があるのですが、ハスの葉でいっぱいです。
また珍しいイガグリのような草もありましたが、これも残念ながら名前は分かりません。暫くして暖かくなったら見に行こうと思います。
歩いて気が付くことは、寒い冬でもじっと耐えて、暖かい春を待つ健気な植物たちの姿でした。
チロリはというと、暖かい家の中でのうのうと過ごして、餌をねだるか、寝て居るかです。またテレビも小さい時から好きなようです。
今年は、暖冬で少し暖かいとはいえ、これから寒さがやってくると思われます。早く春を来ることを願って終わりとします!