寒波到来の冬の生きものたち

 東京のコロナ感染者が、千人の大台に近づく大変な局面を迎えた今、日本列島に寒波到来で一気に寒くなりました。

この寒さの中、庭の生きものたちはどうしているのでしょう。

 野鳥は、餌や水を求めて多くやって来ています。いつも頻繁にくるのがヒヨドリメジロシジュウカラなどですが、めったに見ないトリがやって来ました。

ジョウビタキです。

メジロシジュウカラ位の大きさですが、人懐っこい感じであまり逃げなく可愛らしいトリです。

オスとメスでは色が全く違い、わたしはメスのほうをよく見かけます。今回もメスで水を飲みにメダカの水槽に止まりました。

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ジョウビタキのメス スズメよりやや小さい。

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千両の実を食べようとするジョウビタキ

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シャクナゲに止まるジョウビタキ あちこち動きます。

 ジョウビタキは、冬鳥で日本全国に渡来するようです。

メスは全体的に淡褐色で、翼は黒褐色です。中ほどに白くて細長い斑点が特長で、茶色の尾がやや長くよく上下に振っています。

オスは全体的に黒くメスとはかなり違います。

 そして、わたしは、初めて見たのですが、ジョウビタキと同じ位の大きさで、白、黒、茶の体の模様がハッキリとしたトリでした。図鑑で調べると留鳥ヤマガラという野鳥で、このトリも人懐っこい感じがしました。

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ヤマガラ ネットの写真

 メダカですが、日の当たらない水槽のメダカは半冬眠しているようです。陽当りの良い水槽にいるメダカは、暖かくなると元気に泳いでいます。冬眠しないようです。

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白メダカ

 そして、植物たちも頑張っています。今一番目にとまるのが、千両、万両の赤い実です。トリが狙って頻繁にやって来ます。カエデの紅葉もまだ保っています。

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千両

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万両

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カエデ

ミカンがトリに食べられています。多分ヒヨドリだと思いますが、皮ごと半分無いです。

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食べられているミカン

 カネノナルキが、白い花を咲かせています。寒くなると家の中に入れますが、めったに咲きません。

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カネノナルキ(金のなる木) 葉が硬貨に似ているのが名前の由来のようです。

鉢植えのシャコバサボテンは、毎年この時期に花を咲かせます。

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シャコバサボテン

 そして、柴犬チロリです。相変わらず元気で、朝早く暗いうちから散歩に行きます。

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よく外を見ているチロリ。

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寒がりで直ぐにガスストーブの前に陣取るチロリ。あまり近づくので柵を置いています。

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ストーブの前で眠るチロリ。

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暖かくなるとソファで舌を出して眠るチロリ。

 こうして、それぞれコロナにも寒さにも負けず懸命に頑張って生きております。

コロナは収束どころか感染者、死亡者数が増えていっておりますが、個人々が感染しないように気を付けるしかないですね。年の暮れ、新年はどうなっているでしょうか。

 

 これからどんどん寒くなりますが、本格的な冬を待つ生きものたちの様子でした。

                        おわり