夏の終わりの生きものたち

 コロナの蔓延も全国的に急激に収まり、全ての宣言解除となりましますが、専門家の理由も明確ではありません。このままコロナは自滅していくのでしょうか。

過去の日本古代の流行、スペイン風邪などなどワクチン、特効薬が無くても収まったように。

 

 残暑も長続きせず涼しい季節がやって来ました。わたしの周りの生きものたちは、夏をどう過ごしたのでしょう。庭に住みついているニホントカゲは、何を食べて生きているのか不思議でした。小さいながらやはり肉食の爬虫類です。

たまたまバッタを捕まえて食べているところをみつけました。驚きの写真です。

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バッタを食べるニホントカゲ

 先日、奈良の大神神社にお参りに行きましたが、その境内でミミズを食べているニホントカゲを見かけました。同じように肉食の動物は、強烈です。

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ミミズを食べるニシニホントカゲ

 遺伝子的には東日本と西日本に生息するニシニホントカゲは違うようですが、形状はそっくりです。寿命は5年~10年で、気温が15度を下回ると冬眠するようですから、もう1,2ヵ月もすると姿をみせなくなると思います。

 メダカも、いつも元気です。夏には水槽の中の温度は、お湯のようになり、涼しくなった今は冷たくなりましたが、平気です。直ぐに苔で水は青くなるので、水替えは結構大変です。でも替えた後は、見ていて爽やかな気分になります。

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白メダカ 一番夏向きな、色です。

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黒メダカ 食欲旺盛、水槽に近づくと餌をねだって集まります。

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楊貴妃 いつも綺麗です。

 トンボやチョウも時々やって来ます。まだまだ自然が残っている多摩の南です。

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シオカラトンボ

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キアゲハ

 金木犀は、今年は芳しい香りが早くに漂いましたが、あっと云う間に散ってしまいました。

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金木犀

サルスベリの花はしぶとく長く咲いています。

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サルスベリの花

 ミカン、ブドウ、柿など果物の木を植えているのですが、毎年不作と沢山なる木が異なります。今年はブドウと柿が、たくさん実をつけました。

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たくさん採れた葡萄

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柿の収穫はもう少し先です。

 柴犬チロリは、相変わらずマイペースの生きかたを貫いています。散歩に行っても直ぐに帰りたがります。健康のためにもっと歩こう、と云っても絶対に聞き入れません。

こういうチロリも9月2日で12歳の誕生日を迎えました。

 いたって元気で、獣医にはここ10年以上行ったことがありません。ただ決まって1~2ヵ月するとお腹が鳴ってその日は朝から食べません。

夜にやっと食べるのですが、その後はケロッとしていつもの通りです。何年も前から繰り返していますが、自分の体調を、自分で調整しているみたいです。

夜寝る前には、必ずわたしのところに来て、遊びたいのか足元に纏わり付きます。

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悪戯しようと近づくチロリ

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すぐ足を舐めるチロリ

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舌出してこちらを見るチロリ

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耳の向きが替わるチロリ

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普通のチロリ

 極端に暑さに弱いチロリですが、今年の暑い夏も乗り越えました。これからは涼しくなるので安心です。いつまでも元気でね。チロリ。

 こんなふうに、我が周りの生きものたちは、それなりに暑い夏を乗り越え、わたしに癒しと穏やかな生活を与えてくれます。いつまでも続いてくれることを願うばかりです。

                             おわり