冬を待つ生きものたち

 少し前は、夏から一気に冬が来たように寒い日が続いていましたが、このところは、穏やかな暖かい日が多いようです。我が家の生きものたちは、どうしているのでしょうか。

 

 植物たちも少し戸惑っています。以前、金木犀が咲いている事を書きました。それが散って、再び咲くと云う2度咲きしたのですが、報道でも伝えていましたね。こういう例はあまり記憶にありませんが、この花は4、5日咲いて直ぐ散ります。

ホトトギスシュウメイギクも早々と咲き、散ってしまいました。

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ホトトギス

 今、盛んに咲いているのがキク、野菊、ツワブキなどです。

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キク 夏からずっと咲いています。

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野菊

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ツワブキ 名前の由来は、艶葉蕗(つやはぶき)、艶のある葉を持ったフキから転じたとする説があります。

 ツワブキの花の蜜が美味しいのか、モンキチョウ、タテハチョウがよく吸いにやって来ます。

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モンキチョウ 花の色と一緒で見分けがつきません。

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タテハチョウ モンキチョウより少し大型です。

 また、お茶の花も咲き出し、だいぶ長く咲いています。

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お茶の花



花ではないのですが、数年前に植えたユズの実が初めてなり、柿が今年はよく実をつけました。

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ユズ

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柿の収穫 甘柿です。

 千両は、先月位から実が赤くなり出して、今や本当に赤くなっています。南天も少し赤くなりましたが、万両はいつも遅くまだまだです。

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千両

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南天

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万両

 動物たちですが、メダカが一度寒い日が続き、冬眠しかけましたが、暖かさに誘われたのか、また泳ぎ出しています。

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メダカ 水は替えていないので緑に濁っています。

メジロは集団で飛んできて、すぐ去っていきます。写真に撮るのは素早く至難の技です。

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メジロ

 カマキリが、まだ居ました。寒い冬が来るのにこの後どうなるのでしょうか。

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カマキリ 10cm以上の大型です。

 そして、マイペースな柴犬チロリは、相変わらず元気いっぱいで、以下いつもの日常です。

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いつも寝てばかりですが、気配を感じて起きるチロリ。

 チロリは、人が庭に出ると必ずついて来て、庭には降りずに顔を出して辺りを長い間見渡しています。

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庭を見渡すチロリ

 また、わたしがソファに座っている前に来て、無言の圧力でじっと見つめています。エサをねだっているのです。くれるまで居るので根負けして餌をやってしまいますが、何回も繰り返します。どうしたらいいのでしょうか。

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無言の圧力のチロリ

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台所とリビングの間で通せんぼするチロリ

 何かと世話の焼けるワンちゃんですが、家族の一員の役割を立派に果たして癒してくれます。外を見るしぐさ、イビキをかいて眠る顔などなど、可愛いのですが、もう12歳なので最近はやはり老いを感じさせます。

                   おわり