「生きものたちの春」多肉植物始めました。

 東京の桜が早くも開花し、今年の春は暖かいようです。コロナ禍のマスクも自己判断ですが、わたしは花粉症なので当分外せません。寒さも収まりそうで、春真っ盛りの生きものたちはどうしているでしょうか。

 野鳥は、庭の千両、万両など赤い実は食べ尽くしましたが、花の蜜や水を求め多くの鳥がやって来ます。

メジロは毎年数多く来ますが、素早く動くのでなかなか撮れません。椿や梅の花の蜜を吸いにやって来ました。

梅の木に止まるメジロ

メダカの水槽にもやって来て水を飲みます。

水槽に止まるメジロ

 めったに来ませんが、この2,3年ヤマガラが現れるようになりました。顔の黒、白色がくっきりとして、頭の後ろの白い縦線が可愛い鳥です。草木に止まり様子を伺い、水甕にやって来て水を飲みます。

草木に止まるヤマガラ

 ヤマガラは、学習能力が高いため芸を仕込む事もでき、江戸時代に盛んに披露されたそうです。特におみくじを引かせる芸が多いと云います。今は捕獲出来ないのですが一度見てみたいものです。

水甕に止まって様子を伺うヤマガラ

 季節に関係なくやって来るのはヒヨドリです。いつもギャーギャーとうるさいですが、椿の蜜を吸いに、また水を飲みに来ています。

椿の蜜を吸うヒヨドリ

水槽の傍の千両の実を食べるヒヨドリ

 そして、冬を越し相変わらず元気に泳いでいるのがメダカたちです。

元気なメダカ

 植物たちも春の日差しを喜んでいるようです。今の季節は、クリスマスローズがいつの間にか咲いています。今年は例年に比べて暖かいので早いようです。下を向いて咲くので見栄えはしませんが。

クリスマスローズ

 我が家の梅は咲くのが遅いのですが、今年は早く、既に散ってしまいました。

梅の花

椿の花は、散っても次から次へと別の花が咲き、長く咲き続けています。

椿の花

ハナニラ春一番早く一面に咲きます。

ハナニラ マクロ撮影

 また、鉢植えのランです。黄色とピンクの2種類ありますが、もう10年以上毎年長く咲いています。

ランの花

 そして、以前から育てたかったのが多肉植物です。たくさんの種類があるようで、ネットで調べながら何種類か、土、肥料と共に買い求めました。

最初に目に留まったのが「ハオルチア」です。ぷにぷにとした姿が可愛い半透明の多肉植物です。別名「クリスタルプラント」「砂漠の宝石」というみたいです。

ハオルチア 

続いて「セダム ジェットバース」です。まるっとした葉がコロコロついています。セダムという種類は、たくさんあるようです。

セダム ジェットバース

これもセダムの種類で「セダム スプリングワンダー」と云います。

セダム スプリングワンダー

「上海ローズ」という多肉植物ですが、寒さに強く真冬でも戸外で大丈夫みたいです。

多肉植物とは、肉厚な茎や葉に水を貯めることのできる植物ですが、日向を好むとか、日陰を好むとか、蒸し暑さが苦手とか色々あるようです。

「上海ローズ」

「デロスペルマ ハイブリッド」という種類は、よく花をつけるようです。

デロスペルマ ハイブリッド

この多肉植物も珍しいですが、名前不明です。

名前不明

ハオルチアやセダムの寄せ植えです。

寄せ植え

ついでに、何年もほっといてあるサボテンも大きな鉢に植え替えました。

サボテン

まだ鉢に植え替えたばかりなので、育つか、枯れるか見守りたいと思います。

 

 最後に、柴犬チロリです。相変わらず元気いっぱいですが、いつもと違った行動をとるようになりました。散歩を何回もねだるとか、長い時間、家の中を歩き回ったりしますす。今までめったに吠えたことが無かったのですが、よく人が通ると唸って吠えます。郵便屋さんとか通行人などですが、チロリから見ると怪しいヤツにみえるのでしょうか。

 また、段差を踏み外したり、食事を食べなかったり、猛烈に食べたがったりと、老いかもしれません。柴犬チロリ13歳のこのごろです。

 

わたしにいつも纏わりつきますが、足元に、無理に入ってくるチロリ。

 

舌を出して眠るチロリ。

 

穏やかで、おとなしそうなチロリですが。

 

突如牙をむいてくるチロリ。

いつまでも元気に穏やかにと願うばかりです。

 

 このように、我が家の生きものたちそれぞれは、寒さに負けず懸命に頑張って生きて、春を迎えている様子でした。

 

 尚、数日前、「ニホントカゲ」のあわてて隠れる姿を目撃しましたが、無事冬眠から覚めたようです。頻繁に出会うのには、もっと暖かくなってからです。待ち遠しいです。

                  おわり