秋の生きものたちの日常:夏を乗り越えた柴犬チロリの元気な姿

 すっかり涼しくなりましたが、今年も夏の暑さは大変でした。わたしの周りの生きものたちは、どう夏の猛暑を凌いだのでしょう。そして、柴犬チロリの近況です。7月に奇跡の復活を遂げたチロリは、まだ猛暑が続く9月7日に15歳となりました。柴犬の平均寿命を超える歳となりましたが元気いっぱいです。

 

多肉植物たち

 多肉植物です。サボテン類は暑さに平気なようで元気ですが、ハオルチア、エケベリアなど夏の猛暑で弱ったものが多いです。枯れたものもあり、秋を待たず先に家の中に入れました。涼しくなるにつれ生き生きしてきたのが「ハオルチア」です。去年の秋に株分けしましたが、それぞれの株がいつものプニプニとした姿を見せています。

 

「上海ローズ」も株分けしましたが、夏に元気が無かったのですが、やっと元に戻った感じです。

 

 サボテン類ですが、造形が綺麗な銀手毬(ギンテマリ)です。これが少し見ない間に大きく形が変わりました。手まりを重ねた様な形から、現在は棒状の普通のサボテンになっています。下の方に名残がありますが、このような形になるとは思いませんでした。

以前。

 

現在。

 

 このサボテンも暑さに関係なく大きく育っています。まるで手を開いて喜んでいるようです。

 

 そして、子宝弁慶草(こだからべんけいそう)という多肉植物です。暑さにも寒さにも強く、名前の通りどんどん増えます。

 

庭の金木犀など

 甘い香りで秋を告げる金木犀きんもくせい)」です。夏の猛暑が影響したようで、1か月咲くのが遅いです。

 

 「不如帰(ほととぎす)」です。これも咲くのが遅く、蕾だったのがようやく咲き出しました。

 

秋明菊(しゅうめいぎく)です。

 

お茶の花です。暑さには強いようです。

 

ハーブ類も暑さは平気のようです。

ローズマリーとミント

 

 そして、アゲハは相変わらず柑橘系の木に卵を産んでいます。天敵が多く少ない確率で蝶になるようです。現在、柚子の木に4齢幼虫から5齢幼虫(終齢幼虫)に脱皮したものがいます。これから1,2週間で蛹となり冬を越します。

無事、アゲハ蝶になって欲しいものです。

4齢幼虫。


一晩で終齢幼虫に変身。

 

柴犬チロリのその後

 奇跡の生還を遂げてから3か月以上経ちましたが、その後柴犬チロリはどうなっているのでしょう。

 先月に15歳を迎え、増々気力だけは健在です。以前から認知症状で、一晩中徘徊して、朝に眠るというほぼ昼夜逆転の生活をおくっています。でも足腰の衰えは隠しようが有りません。特に後ろの左足にあまり力が入らず真っ直ぐ歩けません。カニの横歩きみたいですが、本人は一生懸命歩いています。兎に角、起きている時は、歩き回っています。

散歩が好きだったのですが、今はテンションが下がり、直ぐ座り込みます。

 

狭いところが好きなチロリ。

 

どこでも眠るチロリ。

ガラス戸、引き出しを枕にして。

 

靴箱の下。

 

頭が無い。寝る格好も様々です。

 

舌出して眠る。

 

カーテンがかぶさっても歩く。

食欲は旺盛で、この調子だとまだまだ頑張れそうなチロリです。

 

おわりに

 柴犬チロリ15歳、頑張って一生懸命生きています。以前飼っていた柴犬は、17歳まで頑張ったので、それ位は元気でいて欲しいと思います。

健気に生きる植物、動物たちと触れ合うことで、何とも癒され心が和みます。わたしの健康のためにも、今後も皆を世話し見守りたいと思います。

             以上