2021-01-01から1年間の記事一覧

令和三年の大晦日

いよいよ本年、令和三年も最後の日となりました。今年も病気とは無縁で、無事過ごせたことに感謝です。 家族とは、早々に1昨日に総勢8人が久しぶりに集まり、賑やかに、楽しく過ごしました。本日は夫婦二人と犬1匹の大晦日です。昼頃にチラチラと初めて雪の…

古墳と埴輪の意義

コロナは収まりそうに見えましたが、新変異種オミクロンの市中感染の波が、徐々に日本列島を侵略しつつあります。専門家は来年1月下旬に6波がくると云っていますが、欧米みたいに急増するのでしょうか。 最近、古墳の埴輪発掘のニュースが相次いでありまし…

近隣の洞窟霊場のある寺社

師走は、やはり何かと忙しい月です。年末、新年の家族の集まりの予定、準備、年賀状、そして延び延びの奈良大学のレポート、科目試験の回答作りなどなど1年の総締めくくりのケジメをつけたいものです。 その隙をぬって、近くの寺社に行って来ました。京王線…

冬をじっと耐える生きものたち

今年は暖冬ぎみとはいえ、徐々に寒くなっていくようですが、コロナはしばらく落ち着いています。 わが家の庭の植物たちも我慢の冬をそれぞれじっと耐えて過ごしています。ブログのネタが無いときはこの話題ですが、今回はマクロ撮影を駆使しています。 まだ…

近隣の観音さま「馬頭観世音塔」

今年も残すところ1か月足らず、コロナ感染者は、東京でも激減、収まったかにみえます。しぶといウィルスは、また新変異種、オミクロンを繰り出してきました。さてコロナ禍はいつまで続くのでしょうか。 今回は近隣の馬頭観音の話しです。3年程前に東京国立…

iPhoneの機種変更

10数年前から2年毎にiPhoneを替えていますが、今回「iPhone 11 Pro max」から最新の「iPhone 13 Pro」に機種変更しました。 最近は性能のグレードアップも著しくなく、前の機種でも十分なのですが、4年月賦で2年毎に機種変更するとその残債が免除されます。…

上野の「開山堂(両大師)」

最澄の展示会で、比叡山延暦寺の復興に深く関わっている人物二人が異彩を放って展示されていましたが、「慈恵大師(じえだいし)」と「慈眼大師(じげんだいし)」という僧です。 東京国立博物館の近くに両方の大師を祀っている寺院があります。正門を出て左…

「最澄と天台宗のすべて」特別展

東京国立博物館における重量級の展示会は、7月の聖徳太子1400年遠忌の特別展に続いて、最澄の1200年遠忌ということで、今回も見逃せません。何十年に一度の展示会ではないでしょうか。 いつもの通り、上野駅公園口から行くのですが、1ヶ月前とコロナ禍の状…

オンライン同期会開催

先日、大学の同期会が、ZOOMによるオンラインで開かれました。毎年開催されていますが、コロナ禍で去年中止となり、たまらず幹事団により計画されたものです。各自お酒を飲みながら楽しくやりましょうということでしたが、わたしのパソコンは、カメラ、…

冬を待つ生きものたち

少し前は、夏から一気に冬が来たように寒い日が続いていましたが、このところは、穏やかな暖かい日が多いようです。我が家の生きものたちは、どうしているのでしょうか。 植物たちも少し戸惑っています。以前、金木犀が咲いている事を書きました。それが散っ…

中将姫の「當麻寺」

今回も奈良大学博物館実習のついでに寺院に行きました。當麻寺(たいまでら)で、東大寺や法隆寺のような大寺ではありません。観光で大勢の人が訪れる寺ではないのですが、この當麻寺は、二上山に抱かれるように広がる古びた寺院で、いつか訪れたいと思って…

博物館実習全て終わる

先週末から始まった、奈良大学での博物館実習(二)が全て終了しました。前半は1か月前に終わっていましたが、後半部分の3日間の実習です。始まる前日に寺巡りもしましたが、最初は暑く、最後は寒く寒暖の激しい日程でした。 そして、コロナ禍の状況は、1か月…

対馬藩の国書偽造

最近、財務省の公文書改竄問題などがありますが、今回は、中世の日朝交流の際の国書偽造の話しです。対馬藩が行った歴史の汚点とも云うべき事件で、徳川家康の国書を偽造して家光の時代に発覚したものです。 長崎県の対馬は、韓国からわずか50キロの国境の島…

日本人の起源とアイヌの歴史

以前、ブログで世界文化遺産に登録が決まった北海道の縄文遺跡について書きましたが、実際にその時代に北海道に生活していたのはどのような人たちでしょうか。 縄文人あるいは和人か、そんな疑問から日本で唯一先住民族と認められているアイヌの歴史について…

夏の終わりの生きものたち

コロナの蔓延も全国的に急激に収まり、全ての宣言解除となりましますが、専門家の理由も明確ではありません。このままコロナは自滅していくのでしょうか。 過去の日本古代の流行、スペイン風邪などなどワクチン、特効薬が無くても収まったように。 残暑も長…

奈良大学「博物館教育論」結果

本年度の学芸員資格のためのレポートは、あまり進んでいません。前年度は、5科目合格でしたが、今回、唯一博物館教育論のレポートが再提出のすえに合格でした。 やはりこのコースは、厳しいですね。博物館概論に次いで再提出で、通信学部では、再提出は無か…

神の宿る山「三輪山」と大神神社

先日、博物館実習について記述しましたが、今回は、実習の前日に出かけた日本最古の神社、大神神社(おおみわじんじゃ)についてです。以前ブログに書きました「聖林寺十一面観音」と関係が深い神社で、いつか行きたいと思っていました。 京都からいつもは近…

奈良大学博物館実習(二)始まる

いよいよ奈良大学博物館実習(二)が始まりました。今回前半と来月予定の後半の実習が終了すれば、もう奈良大学には来ることも無くなります。 前泊していつもの高の原駅からバスで奈良大学に向かいます。入門して検温、消毒後に教室に向かいますが、大学の状…

緊迫するアフガニスタン情勢

アフガニスタン情勢が再び厳しさを増しています。米軍の撤退によりタリバンが、全土を一気に制圧し、それに呼応するように他の過激派の自爆テロなどにより混乱を極めた形になっているからです。 アフガニスタンは、中央アジアと南アジアの交差点に位置する山…

奈良大博物館実習(二)の予定決まる

このところ、先月聖徳太子特別展、寛永寺に行って以来、博物館や神社仏閣に行っておりません。最近のデルタ株の全国的蔓延のため、不要不急な外出が何となくはばかられるからです。 そんな時、奈良大学から封筒が届きました。謹んで開くと何と博物館学芸員資…

外来生物の逞しさ

動植物の外来生物のはびこりは、相当なもののようです。 植物では、「セイタカアワダチソウ」、「オオキンケイギク」をどこでもよく見かけます。 セイタカアワダチソウは、明治時代末期に園芸目的で持ち込まれましたが、北アメリカ原産の外来種です。 セイタ…

廃仏毀釈と文化大革命

最近のデルタ型コロナの感染は、東京都の感染者数は極端ですが全国的に著しく拡大しています。政府ももう打つ手無しといった状態で、浮かれた五輪のつけが回ってきた感じです。 今後もこのような状態が続くと思われ、医療崩壊となり収拾がつかなくなると思い…

暑い夏の昆虫たち

今までにないようなコロナの蔓延が続いていますが、首都圏だけでなく全国的に拡がりをみせています。わたしもワクチンを接種したのですが、若い人たちのワクチン接種率が上がらないことには、いっこうに収束が見えて来ません。 そんな中でも暑い夏は、今年も…

日本の鍼灸の歴史

以前「世界の鍼灸事情」について中国、韓国の歴史、制度などを書きましたが、日本の鍼灸事情について述べてみます。 鍼灸は、今から二千年以上前に、古代の中国で誕生しましたが、日本への伝来は、飛鳥時代6世紀半ばに朝鮮半島から伝えられたと云われていま…

東の比叡山の上野「寛永寺」

いつものことですが、東京国立博物館の展示会を見ての帰り、上野近辺のお寺を訪れます。今回は寛永寺の根本中堂です。 根本中堂といえば比叡山延暦寺ですが、ここ上野の寛永寺は、東の比叡山と云われています。東国の天台宗の拠点ということで東叡山と名付け…

トーハク「聖徳太子と法隆寺」特別展

東京に緊急事態宣言が発せられる中、今週火曜から開催されている特別展「聖徳太子と法隆寺」に行って参りました。 東京国立博物館の前の通りにはいつも出店がずらっと並んでいるのですが、感染対策でご覧のとおり閑散としています。 東京国立博物館前の大噴…

梅雨どきの生きものたち

晴れの日が忘れるくらい、毎日、鬱陶しい雨が続いています。本日は久しぶりの天気のようです。各地で想定外の被害が多数出ていますが、地球温暖化の影響でしょうか。熱海の土石流災害は人災も重なった感じで本当に心が痛みます。亡くなられた方にはご冥福を…

北海道の縄文遺跡群

北海道・北東北の縄文遺跡群が、今月に世界文化遺産に登録される見通しとの報道がありました。 北海道出身の者として、以前から気になっていたのですが、世界文化遺産に値する縄文遺跡が北海道にあるとは思ってもいなかったからです。 北海道・北東北の縄文…

新宿の太宗寺

今回の寺院巡りは大都会、新宿区の太宗寺(たいそうじ)です。太宗寺は、東京メトロ丸ノ内線、新宿御苑前駅より直ぐ近くにあります。奈良、京都の名刹、古刹とは比ぶべくもありませんが、ビルの谷間にこんな空間があったのかと思わせます。 太宗寺 太宗寺近…

再び花の名前

散歩していると、いつも道端や花壇の花が咲いていると名前が気になります。雑草の類いも、ポツンと可憐な花の顔を見せており、花を見つけると「ハナノナ」のアプリで写真を保存します。 シロツメクサですが、三つ葉のクローバーでお馴染みですが、赤紫のムラ…