春爛漫の「生きものたち」の生命の輝きと柴犬チロリへの想い

 東京もやっと暖かい日が続き、桜前線は北海道まで行っています。多肉植物、庭の木の花や昆虫たちは、暖かい日を喜んでいるようです。柴犬チロリがこの星から旅立って早くも一か月以上経ちました。

 

多肉植物の成長

 二階に置いている多肉植物は、太陽の光を浴びて成長しています。ぷにぷにとした姿が可愛い「ハオルチア」は、昨年の秋に株分けしました。それぞれが元気に成長しています。

葉が密集しているハオルチア。

 

透明感が凄いハオルチア。

 

やや透明感が乏しいハオルチア。

 ハオルチアは直射日光を嫌います。透明感が乏しいハオルチアの原因は、光が当たり過ぎることで、もっと酷いと赤みを帯びてきます。光に敏感な植物で、光が当たり過ぎても当たらなくてもダメな植物です。何れも葉の間から長い茎を伸ばして白色の地味な花を咲かせています。

 

他の多肉植物も元気です。

エケベリア」ですが、花びらのように広がる肉厚の葉が特徴です。少し赤みがかっています。

 

 これもエケベリアです。エケベリアは、中南米が原産で葉の色も緑や赤、黒、白など変異に富んでいます。

 

福娘」も変わらず成長していますが、気温が低かったせいか毎年花を咲かせるのですが、今年は花の気配はありません。

 

「上海ローズ」も昨年夏に株分けしましたが、大きく成長したので、大きな鉢に植え替えました。

 

 名前は不明な「サボテン」です。昨年、暑い夏に花を咲かせましたが、今年早くもピンクの花を咲かせ、サボテン本体も成長して大きくなっています。蕾もたくさん持ち、今後さらに暖かくなり幾つ咲かせるか楽しみです。

 

「銀手毬」も元気に大きく成長しています。

 

庭の木や草花

 庭の草花も暖かい日が続き、競って花が咲いています。

毎年気が付くと咲いている可憐なスズランです。

 

 薄紫っぽい白色の「ハナニラ」の花です。この花もいつの間にか庭のあちこちに咲いています。

 

久留米躑躅(つつじ)は、ピンクと白の花ですです。

 

 常緑多年草の「シャガ」です。長い地下茎を伸ばし、群落を作ります。今頃の季節に忘れず咲きます。

 

「シラン」です。春になると、地下に連ねた地下球からササのような葉茎を伸ばし、赤紫色の華麗な花を咲かせます。これも群生となります。

 

これもいつの間にか咲いている、薄紫色の可憐な花です。名前は分かりません。

 

そして、庭の木にも花が咲いています。

鉢植えにした藤の花です。

 

ハナミズキです。

 

サクランボの花。毎年咲きますが、実はあまりなりません。

 

ブルーベリーの花。

 

 山椒の木ですが、植えてもいないのにいつの間にか生えて葉が成長しています。良い香りがします。

 

昆虫たち

花が咲くと昆虫たちもやって来ます。

ニホンミツバチ

 

スズランの蜜を吸うコガネムシ

 

藤の花につくてんとう虫の一種?

 

「キアゲハ」も頻繁にやって来ますが、ヒラヒラと舞いながらやって来て撮るのがなかなか難しい。

 

 キアゲハは、柑橘系の柚子やキンカンに卵を産みつけます。そして葉をよく見ると幼虫が数匹育っています。

 

 柚子の木ですが、葉っぱを幼虫に食べられても食べられても、来年はしっかり葉っぱが出てくる不屈の精神、本当に植物は立派です。

 

 ニホントカゲです。今年も無事に冬眠から還ったものと思われます。この狭い世界に何十年も次世代に繋ぎ生き延びている、あなたも立派です。 

 

 おわりに

 生きものについては、最後に柴犬チロリが登場していたのですが、永眠したため寂しいブログとなりました。庭に土葬しましたが、周りに花を植えました。きっと天国で元気に走り回っていると思います。有難うチロちゃん。いつまでも忘れません。

                      以上