今年の夏は猛烈に暑く、さすがに多肉植物も柴犬も元気がありませんでした。短い秋が過ぎ、季節が変わり、12月でも20℃をしばしば越える暖冬です。
秋になって、多肉植物などの植木鉢は、家の日当たりの良い2階に入れます。
多肉植物たち
今年の冬は天気の良い日が続き、2階は日光が一杯で多肉植物が大きく成長しました。やはり太陽の光は多肉植物にとって生命力です。
「上海ローズ」です。これは寒さに強く、真冬でも戸外で大丈夫なようですが、葉が大きく成長しています。
夏の時の上海ローズ。小さい芽が幾つも出ています。
現在の上海ローズ。小さい芽が大きくなりどれが親だか分かりません。
透明感のあるプニプニとした姿の「ハオルチア」です。
ハオルチアは、直射日光を嫌うので注意が必要です。別の寄せ植えの「ハオルチア」を見ますといつの間にかもう一株増えていました。
ハオルチアは、南アフリカからナミビア南部にかけて多くの種類があるそうです。先日、珍奇植物を南アフリカに見に行く番組が放映されていました。南アは光が強いためか、ハオルチアが土に埋もれたような感じで、葉が少ししか出ていません。植物もその環境に合わせ適応しているようで驚きました。
その他の多肉植物で「福娘」です。夏に橙色の花が咲きましたが、厚い葉に勢いがあります。
「グリーンネックレス」です。ツル性の多肉植物で、葉やツルを下に長く伸ばす植物です。葉に水を蓄える性質を持ち、丸い葉がぶら下がる姿が可愛いらしい。
「セダム」です。セダムの種類は、たくさんあるようです。丸い小さな葉が次々と出て来ます。
「エケベリア」という多肉植物です。エケベリアはベンケイソウ科エケベリア属の多肉植物で、メキシコなど中南米が原産です。まるで花びらのように広がる肉厚な葉が特徴です。これも一株増えていました。
銀手毬(ギンテマリ)です。トゲのある小さなサボテンで強い光を好みます。硬めの白いとげに覆われ、造形が綺麗です。
似たような種類のサボテンですが、小さな株が出てきています。名前は分かりません。
「クラッスラ」という多肉植物です。南アフリカ、東アフリカ、マダガスカル原産で、これも種類が多く「金のなる木」も同じ仲間です。かわいく小さな花を咲かせるようですが、来年に期待です。
金のなる木。
そして、子宝弁慶草(コダカラベンケイソウ)という多肉植物です。名前の通り、葉の上の葉縁部分で沢山の子株を育てます。葉から落ちる子株でどんどん増え、直ぐに驚くほど大きくなります。
その他の多肉植物です。
庭の草木
今年はモミジ、ドウダンツツジなど気温が高かったため紅葉するのが遅く、まだ残っています。
モミジ。
「万両」と「南天」が今年も紅い実をつけています。しかし、「千両」は、夏の暑さで全く実をつけませんでした。
万両。
南天。
紅い実は、野鳥にとって冬の貴重な食料です。南天の実を食べる「ヒヨドリ」です。
キンカンも黄色くなっています。
冬に咲く花、「椿」です。
「ツワブキ」も咲いています。
名前不明の植木鉢の花ですが、地植えしたところ、他は枯れたのですが、紫の花1輪だけ未だに咲いています。
柴犬14歳チロリの日常
夏の暑さを乗り越え、涼しくなってから元気にしていますが、脳力、聴力、視力の衰え、緩慢な動作などは隠しようがありません。
玄関の段差は上がれません。
下に置いた餌は、食べにくそうです。
台の上に置きました。
食欲はあります。餌が無くなると、わたしの方へやって来ます。
そして、膝の上に乗り、餌を催促します。
いつもは、家の中をグルグル歩き回り、外を見るか、寝るかです。
外を見るチロリ。相変わらず、誰か人が通る度にワン、ワンと吠えています。
眠るチロちゃん
おわりに
師走に入り、日本の政治、経済状況が不安定です。世界においても、見通せないウクライナ戦争そしてイスラエル、ガザの紛争。被害に遭うのは一般市民、子供たちで無残にも殺されていきます。国連もアメリカも中国も止めることは出来ません。止める手立ては無いのでしょうか。
そんな世の中の厭な気持を吹き飛ばしてくれるのが、健気に生きる身近の生きものたちです。
多肉植物は、殆ど水やりはしていませんが、それでも光だけでもこの様に活き活きと成長する姿に驚き、チロリには、老いても健気に一生懸命生きる姿に癒されます。それでわたしも心が和み、健康も保たれ有難いことです。
尚、蛇足ながら、このタイトルは、はてなブログの新機能AIが考えてくれています。
以上