まだ、梅雨明けしていませんが、暑い日が続いています。今年も猛暑の夏となりそうです。庭の生きものたちは、梅雨にも暑さにも強いようで、元気に過ごしています。
多肉植物 大きく成長
多肉植物は、何も世話しなくても大きくなっています。
新しく増やした銀手毬(ギンテマリ)ですが、トゲのある小さなサボテンです。造形が綺麗です。
銀手毬は、乾燥に強いのですが、多湿には弱いようで、日当たりの良い場所に置きます。子が重なるように育ち、子が取れていきます。それを土に刺すと根が出ていくようなので、試してみたいと思います。
次に、最初に買った「上海ローズ」という多肉植物ですが、いつの間にか、ニョキニュキと小さい芽がたくさん出ています。鉢が小さくなったので植え替えました。
以前の上海ローズです。
現在の上海ローズで、芽をたくさんつけます。3,4個芽を取りその芽を他に植えています。
上海ローズは、寒さに強く真冬でも戸外で大丈夫なようです。
これは、名前が分からない多肉植物です。様相が目まぐるしく変わります。
最初の頃
白い花が一面に咲きました。
それが枯れ、また緑の芽が出てきました。同じ植物とは思えませんが、これを繰り返すのでしょうか。
ぷにぷにとした姿の「ハオルチア」です。長い茎が伸びて地味な花を咲かせますが、子も育っていました。
最初です。
それが、もう一つ同じ位の大きさの子が、横に出て来ました。
株分けをした方が良いか分かりませんので、もう少し様子を見てみます。
「デロスペルマ ハイブリッド」という種類です。次から次へとよく花を咲かせますが、もう何か月も咲いています。朝、光が当たると開きます。
「福娘」という多肉植物です。ふっくらとした白味がかった葉をもつ多肉植物で、蕾のようなものが出ています。名前にあったような様相です。
色々な多肉植物の芽を切り取って、乾燥した土の上に置いています。ヒゲのような根をだしたりしますので、しばらく様子を見てみます。
毎年咲かせて楽しませる草花たち
暑くなると、砂漠のバラと呼ばれる「アデニウム」が咲きます。しかし、去年、植え替えて、置く場所も変えたのが悪かったのか、蕾からなかなか花が咲きません。植物は、結果が直ぐに分からないので難しいです。
梅雨の頃、咲くのが「アガパンサス」です。茎が長く、薄紫の涼しげな花を多数咲かせます。
そして、「ヤブカンゾウ」(薮萱草)も梅雨時、八重咲きの花を次から次へと咲かせます。
柚子の花です。
柑橘類の花はミカンなど皆「白」みたいです。アリが引き寄せられて来ています。
この花は名前が分かりません。ピンクの素朴な小さな花です。これにもアリが来ています。
千両、万両、南天の花です。冬の赤い実に比べ、地味で目立たない花です。これが冬になると、はでな赤い実となり目立ちます。
万両です。
千両です。
南天です。
ミントですが、梅雨時に一面に増えていくようです。
これは、百日紅(さるすべり)の木です。高くならないように枝を切ったのですが、負けじと切り口の付近に、赤い葉っぱが出てきます。生命力強いです。
驚きのセミの幼虫
先日、「ミカン」の苗木を植えるために、土を掘り起こしたのですが、何とセミの幼虫がいました。50cmは掘り起こしたでしょうか、ふと見ると何か幼虫が動いています。セミの幼虫でした。
驚きましたが、もっと驚いたのはセミの幼虫のほうだったと思います。何せ、いきなり地上に来たのですから。アブラゼミで3〜4年、土の中で過ごすと云いますが、この幼虫は何年、土の中にいたのでしょう。
まだ目も白く、あと何年かして地上に出てくるはずが、さぞびっくりしたのでしょう。ミカンの木と共にまた埋め戻しました。申し訳ないことをしましたが、無事地上に出てくることを願うばかりです。
植えたミカンの木です。この下にセミの幼虫がいます。
アゲハの幼虫は何処に
春からミカンの葉にアゲハの幼虫がいるのが見受けられます。
結構行動範囲が広いのですが、数日するといなくなります。少し茶色の種類もいなくなりました。
これは、柚子の木の葉についていたアゲハの幼虫です。こいつも直ぐにいなくなりました。
5月に、かなり大きい終齢幼虫も直ぐにいなくなりました。これはどうしたことでしょうか。野鳥に食べられたのでしょうか、不思議です。
「ニホントカゲ」も頑張っています。この小さな世界で何十年も生き延びているのは本当に凄いことです。晴天の日にチョロチョロ日光を浴びに現れます。ここで食料を調達し、自分の力だけで生きていき、次の世代に引き継ぐ。偉いよ。
暑くても頑張る柴犬チロリ13歳メス
柴犬チロリです。暑さにはめっぽう弱いはずのチロリですが、今年は違っていました。今までみたいにあまり暑がらないのです。暑いと思ってエアコン入れるのですが、直ぐに他の所に行きたがって部屋から出て行きます。
どうもおかしいのですが、年齢のせいでしょうか。9月で14歳です。あまり暑さを感じなくなったのかもしれません。
いつものチロリ。
前足1本のチロリ。
舌出して眠るチロリ。
夜眠るときはソファが定番の場所です。
このように、皆それぞれ健気に精一杯生きています。わたしは、生きものたちの姿を見て、癒され心が和みます。もう少し、皆を世話し見守りたいと思います。
おわり