久しぶりに、鍼灸ボランティアのネパールの仲間たちと懇親をもった。
わたしの故郷、北海道の田舎で鍼灸院を開業しているK氏が帰省する、いつもこの時期行う。
他は、都区内で開業しているM氏、もう一人は、ケニアの海外協力隊帰りのU氏である。
3人は、北里大学東洋医学研究所でも学んでいたようであり、それぞれの仕事を頑張っているようで何よりである。
過去のネパールのヘルスキャンプの話、鍼灸の話、ケニアの話など話題は尽きない。
ネパールは、後発開発途上国と云われる最貧国である。わたしが行き始めた数年後に政変が起き、王政から連邦共和制に移行した。
面積は日本の半分以下で、人口は約3千万人と言われる。
首都カトマンズで100万人、ポカラで30万人弱であるからして、都市集中ではなく、各地農村に分散していると思われる。
多民族国家で、80%はヒンズー教徒であり、識字率は50%に満たない。
最初に行ったネパールの印象は、昔の日本の良さを持った、気の優しい人たちであった。もう十数年前であるから、その後は近代化の波に呑まれていった感じである。
4,5年前の大地震で、この貧しい国にまた試練を与えたのであるが、現在は徐々に復興しているようだ。
ポカラやルンビニなどもう八回訪れ、思い出は尽きないが、何かの機会でまた訪れようと思っている。
以下思い出のネパールの写真