去って行ったトンボ

1年経ったヤゴが、遂にトンボになって巣立って行きました。

朝、ヤゴのいる水槽の日除けの板を取り除いたところ、突然トンボがあっという間に飛び立ちました。

あれっ、一瞬何が起こったのか分かりませんでした。

そして足元を見ると、ヤゴの抜け殻が落ちていたのです。そうです、やっと分かりました。ヤゴが孵ったのです。

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ヤゴの抜け殻 背中に穴が開いていて、背中から孵ったようです。

思い出せばトンボは、こちらに「ありがとう」と云っているみたいに、振り返り去って行った気がします。

種類は、シオカラトンボで結構大型でしっぽが白ではなく、黄緑でした。

あとで調べると、オスの子供かメスの色みたいです。

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去年きたシオカラトンボ 色は白黒でよく見ます。

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飛び去ったシオカラトンボ 図鑑から。シッポが黄緑っぽくこんな色でした。

確か去年までヤゴが3匹いましたが、今年の冬眠開けでは、1匹になって大きく素早くなっていました。

メダカも随分少なくなった気がします。餌は、ヤゴの共食いあるいはメダカなのか、そして水槽にどこからか小さい赤虫が湧いてくるのですが、それかもしれません。

いずれにせよ、一匹だけ逞しくトンボになったのです。

小動物の自然界は、本当に厳しい世界のようです。

 

さて、我が家にやって来た小学生二人は、今週も来ております。

今週は、まだ学校に行かず、宿題がでて、来週あたりから分散登校するかと思います。小学1年生の入学式はあるのでしょうか。

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朝のテレビ体操 若いから体が柔らかい。チロちゃんは体操はやりません。

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チロリとの散歩 工作得意の兄と口達者な妹

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アイパッドで動画を見ながら折り紙します。

疲れを知らないチビッコ二人についていくのがやっとです。

 

チロリの抜け残した毛は、カメレオンからカピバラみたいになっています。

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ついでにガビチョウですが、毎朝5時前から、賑やかに自慢の喉を、長く聞かせてくれます。愉快な鳥です。

保護色は見事で、声が大きく聞こえるのですが、見つけだすのに一苦労です。

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ガビチョウ 口を大きく開けて唄います。

今年も既にアオスジアゲハ、モンシロチョウなどの昆虫もやって来ました。

今年の夏は、どんな小動物が訪ねて来てくれるか楽しみです。

庭のサクランボの木に、実が1コなっていました。

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いよいよ、梅雨そして暑い夏がやってきます。

                      おわり