コロナ禍がなかなか収まりませんが、暑い、暑い夏は、今年も真っ盛りです。
でも、我が家の庭の生きものたちは、暑い夏を待っていたのです。
この暑い夏を一番待っていたのはセミのようです。今年は一段とセミが多いように思え、セミの抜け殻もあちこちにあります。
アブラゼミが圧倒的に多いのですが、ミンミンゼミもうるさくやって来ます。「ミーン・ミンミンミンミンミー…」と繰り返します。大きさはアブラゼミと同じくらい。
キアゲハ、カラスアゲハなどの蝶々もやって来ますが、珍しいシジミチョウが来ました。図鑑によると「ルリシジミ」でした。裏の色は地味ですが、表は名前の通り薄い紫色の瑠璃色です。
そして、見たこともない虫も来ました。見事な保護色をしていて気付きにくいです。
顏をよく見ると人間の顔をしています。名前は分かりません。
バッタもいます。ショウリョウ(精霊)バッタのようです。
今年の夏は、昆虫がよく目に入りますが葡萄の葉を食べるハムシもいました。これも見事な保護色で、見つけずらいです。
盛夏を待ち望んでいた生きものは、やはり爬虫類のトカゲです。
もう何年も庭に住みついていて、時には親子で顔を見せます。茶色と青い色の2種類いるようです。
植物たちも花を咲かせます。
鉢植えのハイビスカスですがもう十年以上、毎年花を咲かせます。サルスベリ(百日紅)も暑い時期に花が咲きます。
そしてメダカの水槽の水草アナカリスも梅花藻のような花が咲きます。
そして、暑い夏の超苦手なのが柴犬チロリで、厚い毛を着ているので可哀そうです。
食欲は旺盛で、毎日元気いっぱい過ごしています。太ったようで、いつも寝ています。
この盛夏はまだまだ続くのでしょうか。でも生きものたちは逞しくこの猛烈な暑さを乗り越えるのです。
おわり