今年になってから、寒波がいくつも到来して厳寒の冬となりました。野鳥たちは、餌と水を求めて庭に多数やって来ております。
最もよく庭に現れるのが「メジロ」と「シジュウカラ」です。でもこの種類は小さく、すばしこく、直ぐに気配を感じ逃げてしまい、なかなか写真を撮れません。
しかし今冬は、あまりにも餌が無いのか、喉が渇いたのかしょっちゅう来て撮ることが出来ました。
まずメジロです。このトリはよく夫婦でやって来ます。
全体が黄緑で目の周りが白い、お馴染みの小さく可愛いトリです。
メダカの水槽に水を飲みにやって来ました。
メジロの夫婦です。この日は寒さが厳しくメダカの水槽は凍っています。
てな、ことを云っているみたいです。
そして、同じ位の大きさの素早いシジュウカラも頻繁にやってきます。このトリは夫婦だけでなく集団でやって来ることが多いのですが、直ぐ飛び去ります。
でも、これも上手く撮れました。
シジュウカラは、鳴き声で会話していることが知られています。
また、来た時の滞在時間が、最も長いのが「キジバト」です。見ているのが分かっていると思うのですが、あまり逃げなく、マイペースです。
地上で何か食べ、長い時間水を飲みます。このトリも夫婦でやって来て仲が良さそうです。
地上でも一緒に餌を捜します。
冬鳥の「ジョウビタキ」もその後、相変わらず来ております。日本から離れるのは3月頃でしょうか。
庭に来るのはメスばかりでオスは見当たりません。
そして、珍しいトリですが、「ツグミ」が、やって来ました。シベリア方面から来る冬鳥ですが、メジロなどと比べて大きくヒヨドリと同じ位の大きさです。
冬になるとよく地上にいるのが見受けられますが、たまたま洗濯の物干しスタンドに留まっていました。
コロナがますます勢いを増す中、この寒い冬も可愛らしく、一生懸命、逞しく生きている野鳥たちに癒されます。
おわり