真冬の野鳥たち

 今年になってから、寒波がいくつも到来して厳寒の冬となりました。野鳥たちは、餌と水を求めて庭に多数やって来ております。

 最もよく庭に現れるのが「メジロ」と「シジュウカラ」です。でもこの種類は小さく、すばしこく、直ぐに気配を感じ逃げてしまい、なかなか写真を撮れません。

 しかし今冬は、あまりにも餌が無いのか、喉が渇いたのかしょっちゅう来て撮ることが出来ました。

まずメジロです。このトリはよく夫婦でやって来ます。

全体が黄緑で目の周りが白い、お馴染みの小さく可愛いトリです。

 メダカの水槽に水を飲みにやって来ました。

メジロの夫婦です。この日は寒さが厳しくメダカの水槽は凍っています。

f:id:kumacare:20210116072149j:plain

凍った水面にいるメジロと相方のメジロ

f:id:kumacare:20210116072225j:plain

あれ水、凍っているよ。水飲めないよ。

f:id:kumacare:20210116072316j:plain

本当だ。今朝は寒いからね。

てな、ことを云っているみたいです。

 

 そして、同じ位の大きさの素早いシジュウカラも頻繁にやってきます。このトリは夫婦だけでなく集団でやって来ることが多いのですが、直ぐ飛び去ります。

でも、これも上手く撮れました。

f:id:kumacare:20210116072452j:plain

白黒くっきりのシジュウカラ

f:id:kumacare:20210116072528j:plain

夫婦のシジュウカラ

f:id:kumacare:20210116072606j:plain

水を飲みにやって来るシジュウカラ

f:id:kumacare:20210116072738j:plain

水を飲む夫婦のシジュウカラ

 シジュウカラは、鳴き声で会話していることが知られています。

 また、来た時の滞在時間が、最も長いのが「キジバト」です。見ているのが分かっていると思うのですが、あまり逃げなく、マイペースです。

地上で何か食べ、長い時間水を飲みます。このトリも夫婦でやって来て仲が良さそうです。

f:id:kumacare:20210116072930j:plain

f:id:kumacare:20210116072948j:plain
f:id:kumacare:20210116073004j:plain
水甕に乗って水を飲みます。

f:id:kumacare:20210116073105j:plain

f:id:kumacare:20210116073125j:plain

夫婦で仲良く水を飲みます。

f:id:kumacare:20210116073222j:plain

f:id:kumacare:20210116073309j:plain

地上でも一緒に餌を捜します。

 冬鳥の「ジョウビタキ」もその後、相変わらず来ております。日本から離れるのは3月頃でしょうか。

庭に来るのはメスばかりでオスは見当たりません。

f:id:kumacare:20210116073458j:plain

水甕に止まる可愛いジョウビタキ

f:id:kumacare:20210116073539j:plain

水を飲みに水槽へ

f:id:kumacare:20210116073609j:plain

飛び去ったあと、水槽の縁に、種子を吐き出しフンを残しています。

 そして、珍しいトリですが、「ツグミ」が、やって来ました。シベリア方面から来る冬鳥ですが、メジロなどと比べて大きくヒヨドリと同じ位の大きさです。

冬になるとよく地上にいるのが見受けられますが、たまたま洗濯の物干しスタンドに留まっていました。

f:id:kumacare:20210116073723j:plain

スタンドに留まるツグミ カーテン越しで不明瞭ですが。

 

 コロナがますます勢いを増す中、この寒い冬も可愛らしく、一生懸命、逞しく生きている野鳥たちに癒されます。

                     おわり