飯田橋のトッパンホールに合唱コンサートを聞きに行く機会がありました。娘夫婦が「今を生きる人 合唱団」という混声の合唱団に入っていて、その東京公演に誘われたからです。妻と姉と三人で出かけました。
初め、柴犬チロリを夜留守番させるのは、可哀想なので気乗りがしなかったのですが、娘の再度の誘いに行くことにしたものです。
素人集団にしては、短期間にオンライン練習を交え猛練習の甲斐もあったのか感動的なものでした。
曲目もテーマが「わ(調和)のちから」ということで、地球関係の曲やモルダウなど11曲、アンコールも準備されていて全12曲、会場の音響も心地良く見事なものでした。
50人ほどいる団員が、自分の曲を代わる代わる交代で歌うスタイルです。団員各自が、仕事もある中、調和しながら曲を覚えることは勿論、その立ち位置やドイツ語の曲も間違えることなく歌うことは大変であったろうと思います。指揮者が鉄琴を弾いたのには驚きました。皆さん、充実した達成感があったのではないでしょうか。ご苦労様でした。
思えば、音楽コンサートは、久しく行っていませんでした。10年位前でしょうか。もう引退していますが世界的なオーボエ奏者、その後指揮者の宮本文昭氏と、娘さんのバイオリニスト宮本笑美さんが稲城市のホールで演奏したのですが、それ以来のことでした。
また、開演前に早く着いたのでホールと同じビル内にある印刷博物館も見学しました。展示・コレクションは、中国やヨーロッパの国々の「世界で最も美しい本2021コンクール」の受賞図書が展示されており、自由に見ることが出来るというものです。こういう見せ方もあるのかと感心しました。
オミクロン株の感染急増の脅威もあった中でのこのようなコンサート、妻も姉も喜んでいたようで、来て良かったと思わせる1日でした。娘よありがとうね。
チロちゃんも何事もなく留守番していましたので安心しました。
おわり